個人英語コーチ佐々木TimのTOEICブログ

TOEIC上げる個人英語コーチです。

シャドーイングの効果的なやり方

どうも、個人英語コーチの佐々木Timです。
さて、
シャドーイングはそれはそれはもう効果が抜群だと言われ続けて言われすぎシャドーイング側もうんざりしているらしいので
・なぜシャドーイングTOEIC学習に効果があるか
・どのようにシャドーイングをやるのが効果的かについてまとめます。

特に、
TOEICを効率的に上げるということにフォーカスして
シャドーイングについて全力でお話して参ります。

 


TOEICスコアに必要な力】

そもそも、TOEICで点を取るには
どういった英語力が必要なのでしょうか。

実は、TOEICで点をとるのに
総合的な英語力は全く必要ありません。
まだまだ勉強中の私ですらぺろっと910点を取れてしまう。
そんなテストなのです。

もったいぶらずに
TOEICの点数を上げるにはどのような力が必要なのか。

リスニング速読力のみです。

 

とはいえ、笑
点数別に詳しく見てみると、

まず
650点まではこの3点が必要です。
・リスニング力
・単語力
TOEIC文法力


次に860点となるとさらにこの2点。
・情報処理を速くする力
・英文自体を速く読む力

が必要となりますね。

これ900も上記の5点を高いレベルで仕上げれば可能でした。
990点は僕もまだ見ぬ世界なので一緒に見にいきましょうね。
#急なロマン


そして、
今列挙した”〜力”みたいなところは
極論、全てシャドーングでトレーニング可能なのです。


【だからTOEICにはシャドーイングが必要】

まずそもそもシャドーイングとは何なのか。

「聞こえてきた音声のすぐあとを追って同じ音声を発するという英語の勉強法です。 もともとは通訳者の養成学校で取り入れられているトレーニングの1つで、リスニング力だけではなく発音の向上や、英語のリズムに慣れるためにも有効とされています。」

とのことです。


そうCDなどの音声のあとを何も見ずにそのまま真似ながら
追って発音するんですね。

実はシャドーイングを始めるまでには
正しい手順があります。

しかし、
いきなりシャドーイングから始める人が大量発生しているので
挫折PEOPLEがこれまた大量発生してるのです。
ここには正しい手順と正しいやり方があるのですねぇ〜、、

 

この正しいやり方を通して
シャドーイングを実践すれば先程の5点

・Listening
・単語
TOEIC文法
・情報処理
・速読

この5点を会得する最短の練習方法となるのです。

 

これがTOEICに関しては
シャドーイング一発で対策が可能であると豪語している理由です。

それでは効果的なやり方について見ていきましょう。

 


【効果的なシャドーイングの5つのステップ】

1 Listening
2 精読
3 パラレルリーディング
 (言えるようになるまで)
4 シャドーイング
5 もう一回Listening


以上でございます。一つずつ見ていきましょう。

 

1 Listening

やり方:スクリプトを見ずに音源を聞く。

目的:どれくらいわかるかチェックしてから練習スタート

1回でいいです聞いてみましょう。


2 精読

やり方:スクリプトに目を通して単語文法確認

目的:完全に文章を理解してから発音練習に移る。


ここビックバンギガントス大切です。 

#令和にショコタン用語
#ショコタンごめんなさい


これをすっ飛ばしていきなりシャドーイング練習しちゃってる生徒様を何人も見て参りました。
僕はもう発狂ものでございます。

精読のチェックポイントとしては以下です

精読のチェックポイント
☑︎知らない単語はないか
☑︎文法的にわからないところはないか
 *S,V,O,Cを全て振れるか。
  各単語の役割を理解しているか。
 →わからないところは
  全て調べる。
*このthatは何のthatだ?とかね、、

リーディングに関しては
2種類の読み方があり、
この精読という読み方と
多読という読み方があります。

精読も含めてこれに関しては
こちらの記事にまとめているので
ご確認ください。

 

 


3 パラレルリーディング

やり方:スクリプトを見ながら音声に続いて音読する。

目的:全て言えるようにする。

シャドーイングスクリプトを見ずに音声のみと音読練習をすることです。

パラレルリーディングではまずはスクリプト
見ながら読む練習をする訳です。


ここで言えないところがでてくると思います。
これを言えるようにしていきます。

リスニングの大原則は
言える=聞こえる
 です。

音源を聞きまくっても
問題を解きまくっても
寝ている間にCDを流しても

なかなか伸びません。


リスニングを伸ばすには
この自分でその音を言えるようにする
という練習が不可欠
なのです。


これを実直にやっている人は
生徒様の中でも少なかったです。

・声を出す場所がない
・家族に聞かれて恥ずかしい
・音痴だし真似とか難しい

全て言い訳です。
言い訳委員会です。

伸ばしたいなら吹き飛ばし散らかしてください。

ここで音声を止めたり
聞いたり練習したりメモしたり
発音してみたり録音して
聞いてみたりして
とにかく真似して真似して
「言える」ように
してください。

これで爆伸びです。

シャドーイングをする
1番の意味がこの言えるようにする
というフェーズに含まれます。

 

4 シャドーイング

やり方:スクリプトなしで音声に続いて音読する

目的:その文章のマスター

ここまできてやっと
テキストを閉じて音声のみと
音読練習をするわけです。

あれ、、
ここ言えへんわ、。

ってところ、でてこないですか?
そうなんです。

さっきのパラレルリーディング
だったら読めるようになったのに!!
という場所も
テキストを閉じてシャドーイング
となった瞬間にやっぱり難しいところが
出てくると思います。

ご安心を。当然です。


そうなればまたスクリプトを見て
そこだけを確認して
パラレルリーディングや音読を
して言えるようにします。

そしてまたシャドーイング
チャレンジ、、、

と。このようにして
何度も練習するこういった時間が
リスニング力に直結する訳です。


どうでしょうか。
イメージできましたか、???

まさか問題を何問かといて
よし!!頑張った!!
と勉強を終わっていないでしょうか。

本当のリスニング練習は
解いた後が勝負なんですね。

 

【5 もう一回Listening】

やり方:もう一回聞く。

目的:うわっw聞こえるわwww って
   実感する事。


ここはシンプルにもう一回聞くだけです。

 

 

いかがでしたでしょうか。
このように正しい手順でシャドーイングを進めることが皆さんの TOEIC学習を支えます。

 

ちなみに TOEIC学習とシャドーイングの関係を研究論文にされた先生までいました。笑
ぜひご一読ください。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009326754/

参照
http://jaits.jpn.org/home/kaishi2002/pdf/13f-tamai-lecture.pdf

 

【まとめ】


正しい手順
・Listening
・精読
・パラレルリーディング
 (言えるようになるまで)
シャドーイング
・もう一回Listening

 

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